1万円台の完全ワイヤレスイヤホンで、Soundcore Liberty 5とEarFun Air Pro 4+のどっちを買うか。正直、ここで止まっている人はけっこう多いはずです。
低音の迫力もノイキャンの効きも、スペック表を見ただけでは違いが見えてこないんですよね。
値段が近いぶん、選び方を間違えると「思ってた音と違う」となりやすい価格帯でもあります。だからこそ、自分が何を大事にしたいかを先に決めておくと、あとで後悔しにくくなります。
この記事では、そんな迷いどころを一緒に整理していきます。
結論から言うと、重低音と価格のバランスを取るならLiberty 5、ノイキャンと外音取り込みの自然さを重視するならAir Pro 4+が向いています。音質・ノイキャン・操作性を並べて比較し、最後には「自分ならどっちか」まで落とし込めるようにまとめました。
読み終わるころには、スペックの数字ではなく自分の使い方で選べるようになっているはずです。さっそく、2機種の違いを見ていきましょう。
- 音質・ノイキャン・操作性を徹底比較
- Liberty 5とAir Pro 4+のスペック比較
- 用途別の向き不向きを提示
Soundcore Liberty 5とEarFun Air Pro 4+の比較結論
1万円台の完全ワイヤレスイヤホンで迷ったら、まずこの2機種の立ち位置を押さえておきましょう。
結論から言うと、バランスと信頼性を取るならSoundcore Liberty 5、音質の解像度を取るならEarFun Air Pro 4+です。
Ankerのブランド力とサポート体制、多機能ぶりで選ぶならLiberty 5。
一方で、ハイブリッドドライバーによる音の分離感や高音質コーデックの豊富さを重視するならAir Pro 4+が刺さります。
どちらも1万円台でこの性能は驚きです。とはいえ方向性はけっこう違うので、ここからじっくり見ていきましょう。
2機種の基本情報とスペックを比較
まずは両機種の基本スペックを一覧で確認していきます。
数字だけを見ても分かりにくい部分があるので、あとで項目ごとに噛み砕いて説明しますね。
| 項目 | Soundcore Liberty 5 | EarFun Air Pro 4+ |
|---|---|---|
| 価格(公式掲載時点) | 14,990円(税込) | 13,990円(税込) |
| ドライバー | 9.2mm ダイナミック | 10mm ダイナミック+BA |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / aptX Adaptive |
| 再生時間(本体) | 最大12時間(ANCオン時8時間) | 最大8時間(ANCオン時) |
| 再生時間(ケース込) | 最大48時間(ANCオン時32時間) | 最大54時間 |
| 防水規格 | IP55 | IPX5相当 |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
| マルチポイント | 対応(2台) | 対応 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
ざっと見ただけでも、方向性の違いが見えてきますよね。
価格はほぼ横並びで、Air Pro 4+が1,000円ほど安い形です。
価格とコスパ
価格はLiberty 5が14,990円、Air Pro 4+が13,990円で、差はわずか1,000円です。
ただしAnker製品はセール頻度が高く、公式サイトでも割引価格が表示されることがあります。
僕が公式サイトを確認した時点では、Liberty 5は11,290円(25%OFF)で掲載されていました。
この価格になると、コスパの印象がかなり変わってきます。
Air Pro 4+もセール対象になることはありますが、Ankerほど頻繁ではない印象です。
価格だけで選ぶなら、セールタイミング次第でLiberty 5が逆転する可能性があります。
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ドライバー構成
ここが両機種の音質的な性格を分ける一番のポイントです。
Liberty 5は9.2mmのシングルダイナミックドライバーを採用しています。
しかもSoundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてバスレフ構造を搭載しました。
内部に2本のダクトを設けて低音の共鳴を高める仕組みで、迫力のある低音が売りです。
対するAir Pro 4+は、10mmダイナミック+BA(バランスドアーマチュア)のハイブリッド構成。
BAが中高音を、ダイナミックが低音を担当するため、音の分離感と解像度に優れます。
【用語解説】BA(バランスドアーマチュア)とは、小型の金属製ドライバーのことです。ダイナミック型より振動板が小さく、中高音の繊細な表現が得意とされています。
シンプルに迫力のある低音を楽しみたいならLiberty 5、楽器の分離や繊細な表現を求めるならAir Pro 4+です。
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対応コーデック
ここはAir Pro 4+に軍配が上がります。
Liberty 5はSBC・AAC・LDACの3種類で、ハイレゾ再生にはLDACを使う形です。
Air Pro 4+はそこにaptX LosslessとaptX Adaptiveが加わります。
aptX Losslessは理論上ロスレス相当の伝送が可能なコーデックで、対応Android端末なら恩恵を受けられます。
ただしiPhoneはLDACにもaptXにも対応していないので、iOSユーザーはどちらを選んでもAAC接続になります。
Androidでハイレゾを突き詰めたい人ほど、Air Pro 4+のコーデックの豊富さが活きてきます。
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再生時間
カタログスペックではAir Pro 4+の最大54時間が目を引きますが、条件を揃えて見る必要があります。
Liberty 5は通常モードで本体12時間・ケース込み48時間、ANCオン時で本体8時間・ケース込み32時間です。
Air Pro 4+はANCオン時で本体8時間・ケース込み最大54時間となっています。
つまりANCを使う前提で本体のみを比べると、両者とも8時間でほぼ互角です。
ケース込みの差は、ANCオン時の消費電力設計の違いから来ていると考えられます。
通勤や通学で一日中つけっぱなしにするなら、ケース込みの総再生時間が長いAir Pro 4+が安心です。
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防水性能
ここはLiberty 5が明確に有利です。
Liberty 5はIP55の防塵・防水規格に対応しており、公式サイトでは大雨でも安心と説明されています。
Air Pro 4+はIPX5相当で、防塵性能はうたっていません。
ジョギングやランニングで汗をかく程度ならどちらも問題ありません。
ただ、砂埃の多い屋外や海辺で使うなら、防塵の「5」が付くLiberty 5のほうが安心感があります。
アウトドア用途が多い人は、この差を軽視しないほうがいいです。
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音質・ノイキャン・操作性を徹底比較
ここからは、実際の使い勝手に直結する項目を一つずつ比べていきます。
スペック表では見えない部分なので、自分の使い方を思い浮かべながら読んでみてください。
音質の傾向
低音の量感はLiberty 5が優勢です。
バスレフ構造の効果もあり、締まりのある低音がドンと出ます。
EDMやヒップホップ、ロックのように低音が主役のジャンルと相性がいいですね。
一方でAir Pro 4+は、BAが担う中高音の抜けがよく、ボーカルが前に出て聴こえます。
女性ボーカルやアコースティック、ジャズのように音の粒立ちを楽しむ曲で本領を発揮します。
高音域もLiberty 5はやや丸みのある鳴り方、Air Pro 4+は繊細で伸びやかな印象です。
「重低音がしっかりしたほうが良い」という前提は、ジャンルによっては正解とは限りません。
逆に、「音質は主観では分かりにくい」というのも半分本当で、実際に聴き比べないと差がつかめない部分はあります。
迷ったら、普段よく聴くジャンルを思い出して、低音寄りか中高音寄りかで選ぶのが失敗しにくいです。
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ノイズキャンセリング性能
Liberty 5はウルトラノイズキャンセリング3.5を搭載しています。
前モデルのLiberty 4が積んでいた2.0から着実に進化した世代です。
Air Pro 4+はQuietSmart 3.0というAI適応型ANCを採用し、最大50dBの低減をうたっています。
低周波の連続音、たとえば電車の走行音やエアコンの送風音はどちらもよく消します。
差が出るのは人の声や紙をめくる音のような中高域で、Air Pro 4+のほうがやや自然にぼかす印象です。
ただし人の声を完全に遮断するのは、どちらの機種でも物理的に難しいところ。
「ANC性能が高いほうが快適」と思われがちですが、効きが強すぎると圧迫感を感じる人もいます。
カフェやオフィスで使うなら、ANCの強さより外音取り込みの自然さを重視したほうが満足度は上がります。
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外音取り込み性能
ここはLiberty 5の進化が目立つポイントです。
Liberty 4から左右1基ずつマイクが増え、外音をよりクリアかつ自然に取り込めるようになりました。
イヤホンを着けたまま会話するときの不自然さが減っています。
Air Pro 4+の外音取り込みも実用的ですが、装着感の個人差もあってか、こもりを感じるという声も見かけます。
コンビニのレジや駅のアナウンスをさっと聞き取りたい場面では、Liberty 5のほうがスムーズです。
外音取り込みの自然さを重視するなら、Liberty 5を選んでおけば大きく外しません。
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装着感
Liberty 5はイヤホン片耳約5.2g、充電ケース込みで約59gです。
イヤーチップは6サイズが付属しており、自分の耳に合わせやすいのは嬉しいところ。
Air Pro 4+はカナル型で、耳の形状によってフィット感に個人差が出やすいとされています。
長時間つけていると、フィットが浅い人はズレを感じることがあるかもしれません。
どちらも軽量な部類なので、重さそのものが負担になることは少ないです。
ただ、装着感はスペックでは判断できないので、できれば実機を試せる店舗で確認したいところですね。
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操作性
Liberty 5は感圧センサーコントロールを採用しています。
イヤホンの側面を軽くつまむだけで操作でき、誤ったタップ操作から解放されるのが利点です。
髪をかき上げたときやマスクを外すときに、勝手に曲が止まるストレスが減ります。
Air Pro 4+はタッチ操作タイプで、反応は良好です。
ただしタッチ式はどうしても誤操作が起きやすく、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。
操作の確実性を重視するなら、感圧式のLiberty 5に分があると言えます。
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アプリのカスタマイズ性
Liberty 5はSoundcoreアプリで各種モードの選択や音質調整ができます。
Dolby Audioのオンオフや、高音・低音のバランス調整も可能です。
Air Pro 4+はPeatsAudioアプリに対応し、EQカスタマイズやノイキャンの切り替えが行えます。
どちらもイコライザーの自由度は高く、自分好みの音に追い込めます。
細かい違いを挙げるなら、Liberty 5はDolby Audioによる立体音響の調整ができる点がユニークです。
アプリを使いこなしたい人なら、どちらを選んでも不満は出にくいです。
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通話・マイク性能
Liberty 5は6つのマイクで周囲のノイズを除去し、クリアな音声を通話相手に届けます。
Air Pro 4+もAI技術を用いた6マイクシステムを搭載しており、構成はほぼ同等です。
実際の通話品質に大きな差はなく、静かな室内ならどちらも実用的です。
風の強い屋外では、風切り音の処理に差が出ることがありますが、優劣をつけるほどではありません。
オンライン会議が多い人でも、この2機種なら十分にこなせます。
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接続安定性
Liberty 5はBluetooth 5.4、Air Pro 4+はBluetooth 6.0に対応しています。
世代だけを見るとAir Pro 4+が新しい規格ですが、実際の接続安定性に体感できる差は小さいです。
どちらもマルチポイント接続に対応しており、スマホとPCを切り替えて使えます。
Liberty 5はLDACやDolby Audioとマルチポイントの併用にも対応しており、高音質のまま2台を切り替えられるのは便利です。
人混みの多い駅やカフェでも、接続が途切れる頻度はどちらも少ない印象です。
関連記事:Liberty 5とLiberty 4 Proの比較では、世代ごとの進化ポイントを詳しく解説しています。
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Liberty 5がおすすめな人・Air Pro 4+がおすすめな人
ここまでの比較を踏まえて、どんな人がどちらを選ぶべきかを整理します。
自分の使い方に近いほうをチェックしてみてください。
Liberty 5がおすすめな人
まず挙げたいのは、イヤホンに求められる機能をバランスよく揃えたい人です。
音質・ANC・再生時間・防水性能のどれも高水準でまとまっており、大きな穴が見当たりません。
低音の迫力を重視する人にも向いています。
バスレフ構造による締まりのある低音は、EDMやロックを聴く人に刺さります。
感圧式の操作で誤タッチにストレスを感じたくない人も、こちらがおすすめです。
IP55の防塵・防水規格があるので、ランニングやアウトドアでも安心して使えます。
Anker製品のサポート体制に安心感を覚える人なら、迷わずこちらでいいでしょう。
Air Pro 4+がおすすめな人
音質の解像度を最優先したい人は、Air Pro 4+が向いています。
BAとダイナミックのハイブリッド構成は、この価格帯では珍しい贅沢な作りです。
ボーカルや楽器の分離感を重視する人、クラシックやジャズをよく聴く人ほど違いを感じられます。
aptX LosslessやaptX Adaptiveに対応したAndroid端末を使っている人にもおすすめです。
ケース込みの総再生時間が長いので、充電の手間を減らしたい人にも向いています。
1万円台前半で音質と機能性の両方を妥協したくない、というわがままな要望に応えてくれる機種です。
Air Pro 4+はANCをオンにするとイヤホン単体の再生時間が8時間に短縮されます。一日中つけっぱなしにする使い方なら、充電のタイミングをこまめに意識しておきましょう。
よくある質問
1万円台で選ぶならどっち?最終的な判断基準
最後に、選び方をもう一度シンプルにまとめておきます。
迷ったときの判断軸は、自分が何を一番重視するかです。
低音の迫力、防水性能、操作のしやすさ、サポートの安心感を取るならLiberty 5。
音の解像度、コーデックの豊富さ、総再生時間の長さを取るならAir Pro 4+です。
価格重視なら、セール時のLiberty 5が1万円を切ることもあるので、タイミングを見て判断するのも手です。
どちらを選んでも1万円台としては満足度は高いです。あとは自分の音楽の好みと使い方に正直になって決めれば、後悔は少ないですよ。
普段聴く音楽のジャンルを思い出して、低音が主役か中高音が主役かを判断しましょう。通勤・通学で長時間使うならケース込みの再生時間、屋外で使うなら防水性能を優先すると失敗しにくいです。
まとめ:自分に合う1台を選んで音楽を楽しもう
- 1万円台で選ぶなら、音質重視かノイキャン重視かで推奨機種が分かれる点が結論です。
- Liberty 5はLDAC対応など音質面で優位、Air Pro 4+は装着感や機能バランスに強みがあります。
- ノイキャン性能や操作性の違いを比較し、自分の使用シーンに合う方を選ぶのが賢明です。
- 価格帯が近いため、スペック表だけでなく実使用を想定した優先順位付けが満足度を左右します。
価格はLiberty 5が14,990円、Air Pro 4+が13,990円。ドライバー構成や対応コーデック、再生時間まで並べると、両者の性格の違いがはっきり見えてきます。
バランスと信頼性を取るならLiberty 5、音の解像度を取るならAir Pro 4+。結論はシンプルです。
低音の迫力と防水性能、アプリの使いやすさ、サポートの安心感まで含めて選ぶならLiberty 5が向いています。一方で、中高音の分離感やコーデックの豊富さ、総再生時間の長さを重視する人にはAir Pro 4+がぴったりです。
ここが分かれ道ですね。
迷ったときの判断軸は、自分が何を一番大事にしたいか。低音が主役のジャンルをよく聴くならLiberty 5、解像度の高いサウンドをじっくり味わいたいならAir Pro 4+です。
価格重視なら、セール時のLiberty 5も視野に入れておくと動きやすいですよ。
まずは気になる項目だけ比較表でチェックしてみてください。音質・ノイキャン・操作性のどこを優先するか決まれば、選ぶべき1台は自然と見えてきます。
ぜひ一度、自分の使い方に近いほうを試してみてください!
